金井神社

いなべ市に鎮座する「金井神社」の創建は1221年2月。主祭神に天照大御神をお祀りし、地元の人々の氏神として大切にされて来ました。2022年に鎮座800年を迎えられ、2023年10月に「金井神社 ご鎮座八百年奉祝祭」が盛大に斎行されました。近年では色鮮やかな御朱印を目当てに、遠方からも多くの人が訪れます。また、カラフルな奉納風車「かない風車」や花が飾られた「花手水」などが話題となっています。

「叶いの宮 金井神社」は、地域の人々が氏神として大切にお祀りしているだけでなく、他の地域にも多くのファンを増やし続けている話題の神社です。通常の御朱印以外に、月替わりや特別なお祭りがある時などに限定で出される色鮮やかな御朱印が評判。季節や行事に合わせ、趣向を凝らしたデザイン性の高いもので、御朱印を集めていなくても欲しくなります。その御朱印を目当てに広島、群馬から毎月お参りに来られる人がいるそうです。他にも御朱印帳やお守りも華やかな色の物など、可愛いものもたくさん。ハートの形をしたお守りも授与されています。

境内の雰囲気も話題のひとつ。ピンク、赤、黄色、オレンジ、紫、みどりの奉納風車「かない風車」がズラリと奉納されています。その風車をバックに子どもたちの記念写真を撮ったり、境内の様子がSNSに多数アップされています。「金井神社」でもInstagramを通して、様々な写真を投稿しているのでチェックしてみてください。手や口を清める手水にも特徴があります。 季節の花を飾り、金魚を浮かべた華やかな「花手水」になっています。平成27年頃、地元の保育園の園児が訪れる時に、子どもたちに楽しんでもらえるように！との気持ちから手水にあじさいを浮かべたのが花手水の始まりだったそう。近所の氏子さんから献上された花が使われていることも多く、地域との繋がりを感じます。戌の日と安産祈願の時は大きな犬の張り子人形も出されています。張り子人形は安産だけでなく、子どもの成長、魔よけ、無病息災を願うための人形だそうです。 また、2022年にトイレを新設。子ども用トイレはありませんが、男女個室すべてに子ども用便座(男１つ、女２つ)の用意もされています。至る所におもてなしの心と子ども連れに対する配慮が感じられる「金井神社」。それらのアイディアは女性であり、母でもある権禰宜さんならではのおもてなしの気持ちから生まれているものでした。

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ENJOY1

夏の風鈴

2022年、800個もの風鈴の音が境内に鳴り響きました。地域の保育園の子どもたちの願い事が書かれた短冊、スポーツを頑張る学生の書いた短冊などがありました。願い事を書いた子どもたちが浴衣を着て訪れ、写真を撮っていたそうです。
2023年春には50cmのこいのぼりが300体、空を泳ぎます。

ENJOY2

七五三の御祈願後には

七五三の御祈願をした後、希望すれば女の子は十二単風の着物を着て、男の子は神主さんの衣装で撮影ができます。
初穂料は5,000円。千歳飴、お菓子の詰め合わせ、お守り、参拝書付き。（※七五三の期間が過ぎると千歳飴は付きません。）

ENJOY3

近くに広場と遊具も！

「金井神社」の隣りにある駐車スペースの奥には広場と遊具もあります。静粛にお参りを終えた後は、元気に動いてパワーを発散しよう！