津偕楽公園

津市の桜の名所として知られる「津偕楽公園」。津藩第11代藩主「藤堂高猷公(とうどうたかゆきこう)」が安政時代に建てた別荘を整備した公園で、自然の丘陵や谷の趣を活かした園内には約1000本のソメイヨシノが植えられています。3月末～4月上旬の春まつりの開催期間中には、園内に屋台が立ち並び、大勢の人でにぎわいます。また昭和の頃にJR関西線を走っていたというSLの展示もあります。

津市民になじみ深い津市指定史跡名勝、偕楽公園。昔は｢御山荘」（ごさんそう）、「御山荘山」と呼ばれ、現在の園名は高猷の俳号から由来しています。公園全体が小高い丘陵になっており、遠足気分で葉っぱや木の実などを自然観察しながら散歩するのにもオススメです。

お花見の名所としても知られ、例年開花時期の3月下旬~4月初旬頃には、ぼんぼりやちょうちん約250個で夜間ライトアップがされ、毎年多くの花見客が訪れます。 公園の中心あたりに、滑り台などの遊具のある広場もあります。遊具は多くありませんが、滑り台やブランコ、ジャングルジムなどがあります。また敷地内にはSL（D51型 499号）の展示もあります。

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ENJOY1

四季おりおりの花木を楽しもう

園内にはソメイヨシノが約1000本植えられており、桜の季節には出店が多く立ち並び、手ぶらでお花見が楽しめます。4月頃からはツツジ（ヒラドツツジ約2500株、ムラサキツツジ約800株）も楽しめます。他にも藤、紅葉…と四季おりおりに美しい自然の表情を楽しむことができます。

ENJOY2

自然を眺めながらお散歩

園内には、さまざまな花木が植生しているので、花はもちろん、葉っぱや木の実を拾いながら自然観察をするのも楽しいかもしれません。図鑑を片手に一緒に歩くと、いろんな発見がありそうです。

ENJOY3

SLを間近で見よう

津駅方面から公園に入ってすぐの広場に蒸気機関車が展示されています。昭和16年に兵庫県で造られ、三重県の関西線、紀勢線、参宮線を32年間にわたり運行していた車両で、205万kmもの距離を走ったそうです。昭和48年に国鉄より貸与され、偕楽公園に置かれています。実物を見てそのリアルな大きさと迫力を感じるのも楽しいでしょう。