津市美里町にある辰水神社では、毎年12月29日から2月の第一日曜まで「ジャンボ干支」が設置され、市内外から多くの人が見に訪れ、新年の風物詩となっています。ジャンボ干支の「干支潜門」を潜り抜けると無病息災、家内円満、五穀豊穣、 学業成就、商売繁盛、交通安全にご利益があるといわれます。このジャンボ干支は昭和61年から地元の有志によって地域活性化を願い手づくりされており、地元のシンボルとしても親しまれています。子どもと一緒に干支を感じる初詣にオススメです。
津市美里町にある辰水神社では、毎年12月29日から2月の第一日曜までジャンボ干支が干支潜門として設置され、地域の名物として市内外からたくさんの人が訪れます。
このジャンボ干支は、昭和61年(1986)に地元の農業後継者ら(現「ふるさと愛好会」)によって文化振興と地域活性を願い制作されたのが始まり。毎年、地元の有志らによって11月下旬から約1カ月をかけて制作されています。金属や木で骨組みをつくり、発泡スチロールを張り巡らせ、それを削って形を整えた後で塗装して完成。大きさは全長3.5メートル、高さ2メートル、重さ200キログラムほどにもなります。
奉納される12月29日には、小学生を中心とした地元有志に引かれ地区内を練り歩き、お披露目されます。その後潜門の上に干支が奉納され、神事がとり行われます。元旦には美里龍神太鼓による新春初打ちの奉納もあり、お正月気分をさらに盛り上げてくれるほか、1/1,2には甘酒のふるまい、屋台やキッチンカーでの販売もあります。
ENJOY1「ジャンボ干支」と一緒に記念撮影
新年の記念に、ジャンボ干支や干支潜門の傍に設置された手づくりの「顔はめパネル」で記念撮影してみましょう。顔はめパネルは小さい子どもにもちょうどいいサイズです。奉納が終わる2月には雨風の影響で色合いが薄くなるので、色鮮やかな姿を撮影するなら1月初旬がベスト。
ENJOY2180段の石段を登って辰水神社へ初詣
辰水神社のご祭神は安産の神様でもあります。社殿は小高い丘の上にあり、開運潜門から3分ほど石段を登るとたどり着けます。社殿の中には歴代のジャンボ干支の写真が展示されています。また社殿付近からは、津市美里町の里山風景を一望でき、青山高原の風車も眺められます。
●ENJOY3歴代のジャンボ干支めぐりもオススメ!
当初、ジャンボ干支はその役目を終えると取り壊されていましたが、平成10年からは希望者に譲渡されるようになり、今では市内各地で見ることができます。歴代ジャンボ干支巡りの旅に訪れるのもオススメ。
参考サイト https://www.kankomie.or.jp/report/1223 (観光三重のリンクに飛びます)