標高369mの、まんまるお椀型をした菰野富士。小さな子どもでも登りやすい、なだらかな尾根道を30分くらい進んでいくと…伊勢湾や知多半島まで望める絶景が広がっています!子どもの登山デビューにぴったりの山です!
菰野富士は標高たった369mと低く、山頂まで大人の脚で30分かからずに登れます。でも低山だからと言って侮ることなかれ。山頂からの眺望は素晴らしく、遠くまで見渡せます。登山道は緩やかで、かつ絶景が楽しめるので、子どもの登山デビューにもってこいの山!自然の楽しみ方、山登りのルール、身体の動かし方などを教えてあげてください。
菰野富士にまつわる、昔からの言い伝えを知っていると、さらに楽しく山登りできるかも。その言い伝えによると菰野富士と富士山は繋がりが深いらしいです。いつか親子で本物の富士山の登頂にチャレンジできる日が来たときには、ぜひ菰野富士に登った日のことを子どもにお話ししてあげてください!
菰野富士を登った帰りに、周辺にある湯の山温泉の日帰り入浴に立ち寄って、疲れを癒すのもおすすめです。
ENJOY1鳥居道駐車場からの登山ルートがおすすめ!傾斜が少なくて歩きやすい!
菰野富士には登山ルートが大きく2つ。子ども連れには、鳥居道駐車場から登るルートがおすすめです。菰野富士の山頂までは傾斜の少ない尾根道がずっと続いているので、とっても歩きやすい!駐車場は10台ほどが駐車でき、トイレも完備されています。
なお、もうひとつのルートは菰野富士駐車場から登るルートもあります。駐車スペースは60台分以上あって広いですが、菰野富士へ登るまでの道は急な坂道が多く、子どもが歩くにはハードルが高いかも。
ENJOY2たった30分の登山で、こんな絶景に出会えるなんて!子どもの登山デビューにもぴったりです
登山距離は短いけれど、山頂からの眺めはバツグン。伊勢湾、名古屋のビル群、知多半島までずーっと見渡せます!鈴鹿山脈や御在所岳も間近で拝めます。「ヤッホー」って叫んだら、やまびこは返ってくるかな…?すれ違う人に「こんにちは」と挨拶をする、石は下に落とさない、などの登山ルールも教えてあげましょう。
ENJOY3運動×絶景×お昼ご飯=贅沢ランチタイム!日陰がないので、暑さに注意!
汗をかいて登った先で出会った絶景を眺めながらのご飯は、とーっても絶品!!!普段食べてるおにぎりも、山頂で食べるとおいしさレベルがぐっと上がります。贅沢なランチタイムをお楽しみください!ただ、山頂は日陰がないので、日差しが強く暑いかもしれませんので、ご注意ください。
ENJOY4木や葉っぱの陰を覗いてみると…?どんな虫や鳥、草木、きのこを見つけられるかな
普段なかなか出会うことのない虫や鳥、植物などなど、山道ではいろんな珍しいものと出会えます。探検家になった気分で歩いてみるのも楽しそう!ただ…見つけた宝物には毒があるかもしれないので、触ったり食べたりする前には確認必須です。
ENJOY5鳥のさえずり、風が葉っぱを揺らす音、落ち葉を踏みしめる音…。自然の音を楽しんで!
慌ただしい日常生活では、自然の音にゆっくりと耳を傾けることが難しい人も多いのではないでしょうか。どうぞ今日は、菰野富士で自然が奏でる音楽をたっぷりご堪能ください!木の幹に耳を押し当てて、木が呼吸する音を聴いたり、叩いて音の違いを楽しむのもいいかも。
ENJOY6春のやわらかな新緑、夏の力強い緑、秋の色づく紅葉…時季によって景色ががらりと変わるから、何度登っても楽しい!
山は季節ごとに違った表情を見せてくれます。木々の葉っぱも色が変わりますし、咲いている花も変わっていきます。そのため、何度登っても飽きることがありません!四季のある日本だからこその楽しみ方ですね。
ENJOY7菰野富士のこんな言い伝え、知ってる?菰野富士と富士山の関係性に迫る!
昔々、デイダラボッチという巨人がいました。ある時、デイダラボッチは、日本の真ん中に穴を掘って、その土を駿河の国にひたすら運んでいきました。こうして土を運んで富士山が、掘った穴に水が溜まって琵琶湖が、土を運ぶ途中、鈴鹿山脈をまたいだ時に土が少しこぼれて菰野富士ができあがりました。…という言い伝えがあるんです。つまり菰野富士は、富士山の分身のようです!
ENJOY8帰りは近くの湯の山温泉で日帰り入浴!温泉で疲れと汗を流して、しっかり疲労回復!
菰野富士周辺には、日帰り温泉施設がたくさん!登山の疲れと汗を落としていきませんか?筋肉は使った後、すぐほぐしてあげることで、疲労回復に繋がります。近くにある湯の山温泉でさっぱりしてから帰りましょう!