江ノ浦大橋

後ろに山が迫りつつ熊野灘に臨む、長島港。その港のシンボルが赤い円形の江ノ浦大橋、通称α（アルファ）橋です。一度は300度回転式だったものが、改築されて360度の今の姿になったというこの橋、 かつては下から眺めると”α”の形だったのです。橋を渡るときに紀伊山地と熊野灘の絶景が楽しめます。車でぐるりと周って楽しむのもよいですが、徒歩で階段をあがり、爽快な風景をじっくりと楽しめば、子どもたちも大喜びです。

長島港、長島地区と中ノ島地区を結ぶためにかけられた江ノ浦大橋は大きくループした形。真っ赤な色と、一度見たら忘れられない橋です。通称α（アルファ）橋。1971年、増え続ける港の漁獲量に対応しようと作られたのですが、このときの回転度は300度だったそうで、下から眺めるとちょうど”α”の形をしていたのです。その後、1985年に橋桁の一部を改変して現在の360度に改築。珍しいエピソードを持つ橋でもあります。 橋を見ること自体もイベントになりえますが、なんといってもここからの眺めが一番の目玉。ループ部分を通行できるのは車のみですが、橋の上まで階段で昇ることができます。紀州の山々と熊野灘、 そこで１、２を争う規模の長島港と船、寄り添う漁師町の町並み…古き良き港町を一望できます。橋の南端にある”α”モニュメントはフォトスポットになっています。

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赤いループ端の階段を昇り、紀伊長島の港町の眺めを堪能

港町のシンボル、α橋は本来は東京・大阪など全国各地へ魚を運ぶための運送手段として建てられたものですが、素晴らしい眺めが得られる観光スポットでもあります。山、海、港、船、そして漁村の町並み。さまざまな要素がこの地の特徴であるリアス海岸とともにぎゅっと凝縮、実に美しく見応えのある景色です。車で橋全体を渡るのも、歩いて階段を昇るのも(ループ部分は歩行不可)、それぞれの違った楽しさがあります。

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ついでに歴史ある長島港めぐりも！

近くにある長島港も立ち寄りたい。海産物の買い物・食べ歩きが楽しい月に一度の港市、巨大燈籠に驚く夏の「きほく燈籠祭」などイベントが多く、さらに良質の釣りスポットとしても有名です。アジ、アオリイカ、メジナ、キスなど、魚の種類も豊富。トイレもあり、インターからも近くアクセスも良好などの理由で年中釣り人が絶えません。熊野灘と港の風景が気持ちよく、ただのんびり散歩するのもおすすめです。