近鉄白子駅

鈴鹿市内唯一の近鉄特急が停車する『近鉄白子駅』。駅前にはモータースポーツにまつわるモニュメントなどがあり、まさに鈴鹿市の玄関口ともいえる駅です。

鈴鹿サーキットの玄関口である近鉄の白子駅。鈴鹿市内唯一の近鉄特急が停車する、三重県内の1日の利用者数第5位を誇る駅です。開業は1915年と、100年を超える歴史があります。エレベーターが設置されている西出口にはバスロータリー、タクシー乗り場、鈴鹿市観光案内所、交番もあり、困ったことがあれば西出口へ。改札目の前のファミリーマートでは三重県の有名なお土産も販売されているので、お土産を買い忘れた！っていうときにも大丈夫。駅構内の多目的トイレにはおむつ交換台も完備されているので、旅のはじまりの準備はばっちり！

ENJOY1

サーキットの街

改札の天井には、チェッカーフラッグをイメージした白と黒の格子柄のデザインが描かれており、サーキットの街に降り立ったことを実感させてくれます。西出口の階段の壁にはサーキットのコース図や写真が飾られていて、レースへの高揚感を高めてくれます。バスロータリーにはF1鈴鹿グランプリの歴代チャンピオンの名前が入った記念碑と6年分の表彰者の手形の記念碑を見ることができます。憧れのレーサーの手と自分の手を合わせて写真を撮ってみてください。

ENJOY2

伝統的な文化が色濃く残る東出口

東出口の階段を下りていくと、伊勢型紙や鈴鹿墨のギャラリーが壁に飾られています。白子駅の東出口から数分歩いたところには旧伊勢街道があり、江戸時代には紀州徳川藩の東の玄関口として白子代官所が置かれるほどに重要な役割を担っていました。伊勢街道の白子宿として、伊勢商人の流通拠点として繁栄していたその時代の名残を今でも感じさせる街並みが広がっています。白子駅周辺を散策して、現代にも残る江戸時代の余韻を味わってみてください！