蔵元 伊勢藏

料理に欠かせない醤油や味噌などを販売している『蔵元 伊勢藏』。店内は大豆の香りが広がり、伊勢藏のこだわりが感じられる唯一無二の醤油や味噌が並んでいます。子どもの食事をこだわりたいパパやママは、是非一度足を運んでみてください。

創業はなんと大正3（1914）年。5代にわたって醤油、味噌の製造・販売を行う伊勢藏は、四日市泊の旧東海道沿いに店を構えています。伝統的な製法を守り、1年半ほどの時間と職人たちの手間をかけて作られる深く柔らかい味わいの醤油や味噌は、唯一無二の味です。より安心・安全な製品を届けたいと、原料を選ぶところから販売までの全てを一貫して行うこだわりも。

店内に足を踏み入れると、芳醇な大豆の香りが鼻をくすぐります！琥珀色の白醤油や漆黒の溜まり醤油、東海地方の豆味噌やどんな料理にも合わせやすい合わせ味噌、白だし、めんつゆ、ぽん酢、ドレッシングなどなど…オリジナルのラインナップがずらり。 醤油や味噌は日本人にとって欠かせない調味料。日本人の味覚にマッチした伝統的な製法で作られた本物の調味料は、普段のご飯をぐんとおいしくしてくれます。お子様の食事が進むこと間違いなしなので、ぜひ伊勢藏の調味料でご飯を作ってみてください！

※小さなお子様に与える際は塩分濃度に注意が必要です。使用量を加減しながらお召し上がりください。

ENJOY1

木桶醤油

ワインやウイスキーを樽の中で熟成させるのと同じように、伊勢藏の醤油は木桶で作られています。木材のわずかな隙間に微生物が住み着くことで、蔵によってそれぞれオリジナルの風味になっていくのだそう。伊勢藏は鈴鹿おろしや伊勢湾の潮風を受け、唯一無二の味を作っています。今この製法で作られている醤油は日本全体で1%未満と大変稀少です。そんな伝統ある製法で作られた伊勢藏でしかいただけない醤油を、ぜひご賞味あれ！

ENJOY2

赤だし

醤油と同じく木桶で仕込まれた生味噌です。大豆こうじに米こうじを加えた伊勢藏の赤だしは、お出汁の風味をしっかりと感じられる深みのある味わいとなっています。赤味噌でお味噌汁を作るとき、お出汁をしっかり取らないと味がピンとせずに困ること、ありませんか？そんな方でも伊勢藏の赤だしなら大丈夫、簡単にお味噌汁の味が決まります。出汁を取る時間がなかなか取れない忙しいパパさんママさんにこそ試してほしい逸品です！

ENJOY3

仕込み桶

お店の駐車場にあるのは、高さ1.94m、直径2.1mのとても大きな杉製の味噌の仕込み桶。この桶で味噌5,000kgが作れます。木桶はおよそ100年から200年ほど使い続けることができる、とても頑丈でサスティナブルな道具です。しかし、現代では作れる職人さんがほとんどおらず、木桶は絶滅の危機に瀕しています。その文化を絶やさないように、木桶に関わる食品メーカーや大工さんをはじめとする関係者が企業や業界の枠を越えて木桶文化を守る取り組みが行われています。木桶に触れ、中に入り、お子様と一緒に歴史と文化に思いを馳せてみては？